2011年11月2日水曜日

七五三の着物(浴衣)のサイズ肩あげと腰あげの仕方

こんばんは。

前回書いた記事の補足説明です。

和裁の経験のない私の場合の五歳児の着物のサイズの直し方
肩あげと腰あげの仕方ですが(^_^;)
私は、ある呉服屋さんの説明を参考にしてサイズの肩あげと腰あげをしてみました。

プロの方が見るとあきれるかもしれませんが(*_*;
大体はおおざっぱな仕上がりでしたが…まぁ私としては上手くいったほうかなっ(笑)

とりあえずお絵かきしてみました。

丈の直し方

○着丈を計ります、首の後ろ、衿もとから足のくるぶしくらいまで。

○着物の身丈を計り、腰揚げをする位置を決めます。身丈から着丈分を引くと差がでます、その差を腰上げのする位置でつまむのですが、身丈の裾を10cm位前もって空けて、その部分をぬかした身丈の長さを1/2にした真ん中あたりが、揚げ山の位置となります。

肩あげの仕方

○首の後ろの背骨の一番上の「ぐるぐる」から手首までの裄の寸法を計ります。

○着物の背縫いから袖口までの寸法を計っておきます。その寸法から先に計っておいた裄の寸法を差し引く差が肩あげの寸法になります。

○背縫いから袖つけの間を等分したところが揚げ山となります。

この揚げ山をつまみあげて揚げしろの左右のラインを縫い合わせますが前身頃の方は肩山から下の方に向かって縫っていきますが少しずつ斜めに袖付けの位置へ向かって縫っていくと胸が窮屈にならないように思います。


腰上げの方は、前からの写真がありませんが(^_^;)
最後の衿先の寸法が合わなくなっていますから
下前の方は、そのままで良いのですが、
上前の方は、衿先の寸法をきちっと合うようにタックを取ってあわせます。

ここからは、実際に私が2歳用の浴衣の肩上げと腰上げをしてみました。






肩線も腰線もまっすぐですね(^_^;)これの寸法を子供に合わすのです。


まだ二歳にならないので相当肩上げをしました。


腰上げのまち針をうっています。


下前の寸法は合わなくてもこのまま縫います。(手を添えている場所)


上前は、見えるのでタックを取って寸法を合わせます。(手を添えている場所)


縫い方は、二目落としで表に小さい目が二つ見えるように縫います。(これは、裏側の大きい目)


上前は、寸法を合わせてタックを取って縫いました。


 
和裁の苦手な私がちくちくと縫ったのですから(*_*;
肩がこりましたけど可愛い孫のためにがんばりましたよ(笑)

これは、あくまでも私が体験したことを書いたものですから
間違っていたらお許しを(^_^;)
和裁のプロの方 ごめんなさい。


しゅみのきもの かんりにん


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